日本におけるライオンズクラブ
1952年 3月 東京
日本初のライオンズクラブ 結成される
東京ライオンズクラブ
スポンサー=マニラライオンズ・クラブ
日本のライオンズクラブは1952年、フィリピンのマニラ・ライオンズクラブのスポンサーにより誕生しました。皇居に近いパレスホテルの一角に小さな銅板の記念碑があり、碑面には英文で次のように刻まれています。

「1952年3月21日、ここで日本の最初のライオンズクラブのチャーター・ナイトが行われた。それはマニラ・ライオンズクラブをスポンサーとして誕生し、国際協会からエドガー・M・エルバート第2副会長が出席、認証状を伝達した」

当時、サンフランシスコ平和条約が調印されたとはいえ、フィリピンは対日賠償80億ドルを要求、日本にとって"戦後"はまだ終わっていませんでした。そうした中での東京ライオンズクラブのチャーター・ナイト(認証状伝達式)は、参会者に大きな感銘を与えました。

この日、日比の代表によって国旗の交換が行われましたが、石川欣一初代会長はその時「涙が出そうになって困りました」と、その喜びを語っています
その後、日本のライオンズクラブは全国に広まって行きます。
1952年度末にはわずか2クラブだったのが、
1953年度末には4クラブ
1956年度末には51クラブ
1960年度末には191クラブ

1960年の7月に、会員数10,000人突破
1962年の2月には、会員数20,000人突破
1973年の10月には、会員数100,000人を突破
  急速に全国に広まり、メンバーも増えていきました。

世界のライオンズクラブ(2003年3月31日現在)
 国または領域・・・・・・・・・・・191 地域
 クラブ数・・・・・・・・・・45,723 クラブ
 会員数・・・・・・・・1,375,325 人  

1.アメリカ合衆国   13,801 クラブ   432,321 人
 2.インド        5,073 クラブ   153,043 人
 
3.日本         3,374 クラブ   133,952 人
 4.韓国         1,718 クラブ    72,390 人
 5.イタリア       1,184 クラブ    49,340 人
 6.カナダ        1,806 クラブ    44,062 人
 7.ブラジル       1,814 クラブ    42,294 人
 8.ドイツ        1,244 クラブ    41,795 人
 9.中華民国         908 クラブ    32,356 人
10.フランス       1,231 クラブ    31,661 人